パナソニックホームベーカリーと他社の比較
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ホームベーカリーを探す上で、わたしはパナソニックのビストロ(見た目とおうち乃が美)に惹かれましたが、他のメーカーでも魅力的な機種はありました。
そこで、他にはどんなホームベーカリーが出ていて、どんな特徴があるのかまとめてみました。
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パナソニック (Panasonic)
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特徴
日本でのホームベーカリー市場を牽引するブランドです。安くはないですが、多機能で高品質なパン作りをサポートするモデルが多いのが特徴です。
自動投入機能が充実
ほとんどのモデルにイースト自動投入機能がついていて、一部にはレーズン・ナッツ自動投入機能もついています。
メニューが充実
生食パン(おうち乃が美含む)を作れる『リッチパン・ド・ミ』や全粒粉パン、ごはんパン、餅やピザ生地、甘酒、ジャムなど多彩なメニューがあります。
低糖質パンが作れるモデルもある
上位モデル2つには低糖質パンが作れるモードがついています。低糖質パンミックスを使って簡単に作ることができ、健康に気を使う方におすすめです。
独自の機能『3D匠ねり』、や『Wセンシング発酵』などにこだわっている
プロの技法を取り入れた『3D匠ねり』はパンケースの突起(リブ)とパン羽根の設計、さらにプログラムにより、生地を「たたく」「伸ばす」を3次元でおこなうプロの技法を取り入れています。
しっかりねることで伸びのよい生地をつくり上げ、ふっくらしたパンをつくることができます。
『Wセンシング発酵』温度管理プログラムで1年中ふっくら「室温センサー」と「庫内温度センサー」で、季節や運転時の室温の変化によってイーストの混ぜこみタイミングやプログラムも自動で調整します。
温度管理が優れているので、安定した焼き上がりになる
パナソニックのホームベーカリーは先ほど紹介したWセンシング発酵などで温度管理が非常に優れています。
そのため、安定して美味しいパンが焼き上がります。
パナソニックの機種の比較は別記事にまとめたので、よければご覧ください。
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- 安くはないが、高機能でおしゃれ
- 自動投入機能やメニューも充実
- 3D匠練りやWセンシング発酵など機能にも力を入れている
アイリスオーヤマ
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特徴
アイリスオーヤマからは現在2機種発売されており、どちらもコンパクトで価格がとても安いのが特徴です。
小窓がついているのも特徴で、作っている過程を見ることができます。機能としては他と比べてシンプルな作りになっています。
焼き色の調整も3段階から選べます。
コンパクトさとデザイン
アイリスオーヤマの一番の魅力と思ったのが、このコンパクトさとデザインです。
このコンパクトさはホームベーカリーを選ぶ上で重要ですし、IBM-010の可愛らしいデザインは他に見ない唯一無二のものです。かなり惹かれる人も多いのではないでしょうか。
コンパクトさは一人暮らしでもホームベーカリーが欲しい人に向いていますし、デザインも2パターンあるので、部屋のインテリアに合わせても選べますね。
シンプルな操作性
IBM-010は0.5斤または1斤、IBM-020は1斤または2斤食パンが作れて、予約機能がついています。米粉パンや全粒粉パンも作れますが、イーストの自動投入機能はついていません。
メニューは少ないながらも充実
IBM-010のメニュー数は27種類、IBM-020は19種類のメニューがあり、ピザやうどん、パスタの生地の他に、餅、ジャムなどが作れます。この小ささで十分なメニューの種類があると言えますね。
出来上がる工程が見れる
本体には小窓がついていて、出来上がる工程を確認できます。意外とこの小窓がついていない機種が多いので、一つの特徴ですね。
なんといっても買いやすい価格
2機種とも15000円以下という
価格はIBM-010が14800円、IBM-020が12060円(公式オンラインストア)
- コンパクトで可愛い見た目
- シンプルな機能で使いやすい
- 値段も購入しやすい価格
象印マホービン (Zojirushi)
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特徴
保温ジャーや炊飯器で有名な象印もなので、メーカーが好きだからこのホームベーカリーを選ぶという人もいるかもしれません。見た目的には懐かしい感じがしますね。
象印のホームベーカリーの一番の特徴は、神戸の地蔵家さんという有名なパン屋さん監修のプレミアムリッチコースです。
焼き色の調整が可能
焼き色を好みで調整することができます。ふつうとしっかりの2段階で、メニューによっては選べないものもあります。
レシピがなんと120種類
他のメーカーと比べて圧倒的な多さです。全粒粉やライ麦パン、麺生地、餅はもちろん、ご飯入りのパンも作れます。
『神戸 地蔵家』監修プレミアムリッチコース
そして120種類という膨大なメニューの中にプレミアムリッチコースというのがあるのですが、これは神戸・六甲にある人気のお店地蔵家さんが焼き上げ方法からレシピに至るまで監修したというコースです。
神戸といえばパンの街、その中でも特に人気の高いお店監修のコースともなれば、かなりの魅力を感じますね。
イースト、具の自動投入付き
イーストはもちろん、レーズン・ナッツが自動投入できる上、コーンも自動投入できます。ただし、コーンに関してはタイマー予約は不可です。(夏場は特に腐敗の原因になるため)
デザインと発売年月日はデメリットかも
昨日は充実、有名パン屋さん監修の魅力的なメニューはありますが、デザインがおしゃれでないのはちょっと残念かも。また、最新機種でも発売年月日が2016年なので混ぜたり練る機能は他のメーカーに引けを取ってしまうかもしれません。
価格はBB-ST10 WA 43780円、BB-HE10 WA 27280円(公式オンラインストア)
- 120種類という豊富なメニュー
- 『神戸 地蔵家』監修プレミアムリッチコースが目玉
- 自動投入も充実
- デザインと発売年月日がデメリット
シロカ (siroca)
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特徴
2022年に発売されたおうちベーカリーベーシックとおうちベーカリーベーシックプラスについて紹介します。
どちらも手頃な価格帯とシンプルな機能、コンパクトなサイズで一人暮らしにも向いています。デザインもおしゃれで白い家電の合うインテリアならそのまま出しておいても良いですね。
業界最速の超早焼きパンという機能が、sirocaの一番の特徴でしょう。焼き色も3段階で調整可能です。
業界最速47分で焼きたてパン
ベーシックは47分、プラスの方は58分で食パンが焼けてしまうという驚きの機能です。朝材料をセットしても焼きたてパンを食べてから出かけられるほどの早さですね。
他のメーカーではここまで早くはないので、sirocaの一番の目玉機能でしょう。
自動メニュー+レシピブックで豊富なレシピ
ベーシックの方はメニューが21種類、レシピブックに94種類のメニューがあります。プラスの方もメニューは30種類、レシピブックに109種類のレシピがあります。
糖質オフ、生食パン、全粒粉パン、ピザ生地、もち、プラスの方では麺生地や生キャラメルもできちゃいます。
白くておしゃれな機種ならシロカ
コンパクトな上にデザインもシンプル、そして価格も手頃です。アイリスオーヤマよりは少し高いですが、白い機種が良い場合はsirocaがおすすめですね。
価格はベーシック15950円、プラス18480円(公式オンラインストア)
- 業界最速の超早焼きパン機能
- メニューは20種類以上あり、充実
- 白くておしゃれ、コンパクトで価格もお手頃
ツインバード工業 (Twinbird)
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特徴
ツインバードは現在1機種発売中で、珍しい黒色です。低糖質パンの美味しさにこだわったホームベーカリーですが、もちろん普通の食パンも作れます。
珍しい黒
色は黒でデザインもスタイリッシュです。これならキッチンに置いたままでも生活感が出にくくて良いですね。
低糖質に力を入れている
ツインバードのホームベーカリーは低糖質パンをおいしく食べることに力を入れています。鳥越製粉株式会社と協力し、2種類の低糖質パンを作ることができます。
もちろん食パンや他のメニューも作れる
自動メニューは23種類あり、通常の食パンや米粉パン、ハード食パン、パスタ、うどんなども作ることができます。
価格は24800円(公式オンラインストア)
- 低糖質パンに力を入れている
- デザインはスタイリッシュで黒
- 自動メニューで米粉パンや麺生地も作れる
まとめ
パナソニックをはじめとして、各社比較してみましたが、いかがでしょうか。
値段を気にせずおしゃれで高機能なものならパナソニック、価格に一番重きをおきたいならアイリスオーヤマ、シロカが良いでしょうか。
低糖質パンの美味しさや黒の機種が良いならツインバード、象印も神戸の地蔵家監修という目玉メニューはあるものの、発売年月日が古いので他のメーカーの新しさと比べてしまうと、少し厳しい感じはあります。
ご自分に合った機種がどれか選ぶ参考になれば嬉しいです。
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